主原料は肉か魚か悩ましい!日本猫は魚が好きなイメージだけど意外と肉好きが多い

魚

キャットフードの主成分はチキンなどの肉の場合が多いのですが、魚が主成分のものもよく見かけます。猫と言えば魚というイメージがありますが、猫のことを考えれば肉と魚のどちらがいいのでしょうか。ここではそのあたりの事情を説明しましょう。

キャットフードの主成分は肉、魚などのたんぱく質

犬も猫も食肉目ですから当然肉食で、野生の頃は肉だけを食べて生活していました。本来は肉と水さえあれば大丈夫なのです。その後犬も猫も家畜化されたのですが、犬が家畜化されてから数万年が経過して、かなり雑食化が進んでいるのに対し、猫は数千年しか経過していませんからから未だに純粋な肉食を維持しています。

このため、犬は穀物を消化できることから、ドッグフードには穀物や野菜がある程度混入しているのに対し、穀物や野菜を全く消化できない猫に与えるキャットフードにはこのようなものはあまり含まれず、主成分は肉、魚などのたんぱく質となっているのです。低価格なものには穀物が多く含まれているので注意。

そしてこのたんぱく質については、欧米のキャットフードではチキン、牛、豚、羊など陸上動物の肉が主体ですが、日本の場合は魚を主原料として使っているものも多く見受けられるのです。

キャットフードに肉を使用するメリット、デメリット

キャットフードの主原料として肉を使用する場合が圧倒的に多いのですが、もともと猫は陸上の動物を食べて暮らしていたわけですから、これが猫にとって自然な食材と言えます。猫といえば魚というイメージもありますが、これは魚中心の日本の食文化のせいと言われています。

主原料として肉を与えるメリットは、魚と比べてたんぱく質の含有量が多いということです。また、猫にとっては処理しづらい魚特有の脂肪を含まない点もメリットとしてあげられるでしょう。

デメリットは魚と比べて必須アミノ酸であるタウリンの含有量が少ないことくらいですが、これは別途配合すれば問題ありません。強いてあげるとしたら、死亡獣畜など猫に与えたくないものが入っているリスクが高いことくらいでしょうか。

キャットフードに魚を使用するメリット、デメリット

猫はもともと陸上の動物を食べていましたが、昔の日本や海外でも港町に住む猫は魚を主食とし、喜んで食べてきました。猫は食べ慣れたものを好んで食べますから、魚で育った猫は魚が大好きなのです。こうした魚を主原料として与えるメリットは、タウリンという猫の体内では生成することのできない猫にとっての必須アミノ酸の含有量が多く、またタンパク質も良質と言われているところです。

ただ、デメリットもあって、魚肉には猫が多くは処理することのできない不飽和脂肪酸がたくさん含まれているのです。この不飽和脂肪酸を過剰に摂取すると体内にたまった不飽和脂肪酸が酸化して黄色脂肪症という猫にとって少し辛い症状が出る場合があるので注意が必要です。もちろん、キャットフードの場合はこうしたデメリットには配慮してありますし、要はバランスよく与えればいいのです。

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