猫の目やにの理由!アレルギー性の場合はキャットフードで改善されることも

猫の目やには、キャットフードを代えることで改善できるか確認しよう!

愛猫の目やにで悩まされている飼い主さんはいませんか?

猫の目やには、猫がもっとかかりやすい病気の一つで、一番早く治す方法はかかりつけの動物病院に行って、医師の診断のもと目薬を処方してもらうことですが、動物病院に行くのもお金がかかることなので、今回は日頃の生活や食事を意識することで、猫の目やにを出来る限り改善できる方法を紹介します。

目やにがでる理由

うちの猫も、たまに目やにが出ますが、目やにの主な原因は下記のようなことが考えられます。

  • 涙の中に含まれる粘液に、目に入ったゴミなどが混ざり、老廃物として出てくる
  • 結膜炎による目の炎症
  • アレルギーを発症

老廃物として目やにが出る

目やにが老廃物として出てくることは、猫だけでなく、人間でも同じことが起こります。このときにチェックしておきたいポイントが、目やにの色です!猫の目やにの色が赤や茶っぽい色であれば、正常な新陳代謝をしている証拠なので特に問題ありません。

結膜炎を発症している

目やにの色が白色や黄色の場合には、細菌やウイルスに感染し、結膜炎になっている可能性が高いので、直ちに動物病院に受診するようにしましょう。

この結膜炎は、猫同士の喧嘩や自分の爪で目を引っ掻いたときになることが多く、うちの猫も子猫のときに一度、結膜炎になったことがあって、あのときはマジで焦りました(苦笑)

アレルギーを発症している

猫のアレルギーの中でも、特に多いのがハウスダストによるアレルギーや食物アレルギーです。猫のハウスダストによるアレルギーは、室内で飼われている猫がよく発症するのですが、主な原因は、自宅全体の空気の汚れ、ほこり、ダニ等が原因なので、日頃から猫が暮らしやすいように自宅全体を掃除し、綺麗な空間を保っていきましょう。

また、猫の食物アレルギーは、全ての猫が発症するわけではありませんが、発症する場合には生後6か月を過ぎた頃から発症するケースが多いと言われています。その原因も特定されているわけではありませが、同じキャットフードをずっと食べ続けたこと、胃腸の消化が悪いもの、添加物が多く配合されたキャットフードを食べてしまったことなどが原因として考えられています。

この食物アレルギーの場合は低アレルギー性のキャットフードに代えることで、アレルギーを改善できる可能があります。

食物アレルギーの場合は低アレルギーのフードに変える

目やにがよく出る猫はキャットフードが合っていないことも原因の一つかもしれません。

添加物やミートミールなど猫の健康に良くないキャットフードが目やにを増進させている可能性もあるので、猫の健康にも配慮し、キャットフードは無添加のものや、消化性が高いグレインフリー(穀物不使用)のものに代えることも考えてみましょう。

まとめ

  • 猫の目やには、猫がもっともかかりやすい病気の一つ
  • 猫の目やにの色が、白または黄色の場合はすぐに動物病院へ
  • 低アレルギーや無添加のキャットフードに代えて、猫の目やにを改善

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。