キャットフードの原材料・成分を気にしていますか?穀物に注意。多すぎるものはバツ!

パン

キャットフードは様々なメーカーから多くの商品が販売されています。あまりに種類が多く、どの商品を選ぶべきか迷ってしまいますが、愛猫の体を考えた際に注意するべき重要なポイントにキャットフードの成分が挙げられます。

猫を飼っている方、またはこれから猫を迎え入れる方にとって、どのキャットフードを選ぶか迷った際に目安となるのがキャットフードのパッケージに記載されている成分表です。成分表の見方について知っておくと、より猫の体調やライフステージに合ったフードを選ぶことが出来ます。

まずは最初が肝心!原材料チェック!

キャットフードを選ぶ際の成分表の見方として大切なのが、パッケージの成分表に記載されている一番最初の原材料をチェックすることです。キャットフードにはさまざまな原材料が使われていますが、一番最初に来るものが一番多く使用されている原材料となり、下へ行くほど含有量が少なくなります。この事から、成分表の最初の方を見ればどのようなキャットフードなのか大まかに判断することが出来ます。

例えば、メインの原材料としてよく使われているのがチキンやビーフなどの肉や、サーモンなどの魚介類、とうもろこしやコーングルテンミールなどの穀類などです。猫はもともと肉食動物ですから、肉や魚といった原材料が最初のほうに記載されているフードを選ぶほうが良いとされています。

猫は穀物をほとんど分解できない体

人間と生活している以上、猫は人間が与えたものを食べるので色々な物を食べるようになりました。その結果、猫は雑食にみえますが、本来猫は完全肉食動物です!

野生の猫はネズミに代表される哺乳類や鳥類、爬虫類を捕まえて食べていました。もともと猫は完全肉食なので、穀物を分解する酵素をほとんど持っていません。そのため穀物をうまく消化吸収ができないんです。

3大穀物は米・麦・とうもろこし。これら穀物を猫に多くあげるのは良いことではなく、昔は猫によく与えていたものに猫まんまがありますが、猫にとっては消化吸収ができない食べ物です。このように、猫は本来肉食動物であるということを理解した上で、キャットフードを選ぶ際にはその成分に注意を払う必要があります。

良く気にしてみてみると穀物が一番多いキャットフードが如何に多いかがよくわかりますよ!

キャットフードの成分

ペットショップやホームセンターのキャットフードコーナーには、ありとあらゆる種類の商品が売られています。金額を見ると安価なものから、かなり高級なものまであります。

確かに、高級な部類に入るキャットフードには「オーガニック」など、人間の食べ物の場合も高級品となるようなキーワードが入っている商品もありますが、一般的にはその商品の裏面などに記載されている成分からその理由が見えてきます。

安価なキャットフードは穀類が多い

まず、安価なキャットフードの成分表を見てみると繊維質が多い、つまり穀物の配合量が多い商品が多いことがわかります。原材料のトップに穀物や米、麦、とうもろこしなどと書かれているものがそれです。猫が消化できない穀物は、いわゆる「かさ増し」に使われていると言っても過言ではありません。

高価なキャットフードは肉類が多い

一方、それなりに高級とされるペットフードの成分表を見てみると、主成分が肉類であることがほとんどです。肉類にも種類があり、鶏肉、牛肉、鹿肉、ウサギ肉と色々ありますが、ごちゃ混ぜになった家禽類という肉もあります。

肉類はたんぱく質が豊富で、脂質も含まれています。人間と比べても猫の内臓は穀物を消化吸収できない代わりに、肉から多くの栄養素を摂取できるような作りになっています。

肉に含まれるたんぱく質、脂質の成分量が大切

こうした理由からキャットフードの成分表を見る上で、タンパク質や脂質などの含有量をチェックすることが大切です。成分表の見方として、粗タンパク質や脂質(粗脂肪との表記もあります)、粗繊維、粗灰分といった成分がパーセンテージで表記されており、特に注目したいのが本来肉食動物である猫にとって大切なタンパク質と脂質の割合です。

繊維質が多い割合で入っているキャットフードにはタンパク質と脂質が少ないものが多いため、なるべく繊維質が少なく高脂質・高タンパクのものを選んだほうが猫にとって理想的な食事となります。

ただし毛の排出を促すためのキャットフードには繊維質はわざと多めに配合していますので、それは問題がありません。

水分、タンパク質、脂質、繊維、灰分の5つについては成分表に表記する事が義務となっているため、どのキャットフードにも記載されているはずです。

塩分や添加物も要チェック!

猫の健康にとって、キャットフードに含まれる塩分や添加物も気になるところです。ナトリウムは猫にとって必要な栄養素でもありますが、塩分の摂りすぎは腎不全を起こしてしまう原因になる場合もありますので、成分表に記載されているナトリウム含有量にも気を配りましょう。

ミネラルの配合量

また、同じく必須ミネラルであるリンやカルシウム、マグネシウムなどについても、含有量が多すぎても少なすぎても猫の健康に良くありませんのでバランスの良いものを選ぶ必要があります。配合量はリン:カルシウム:マグネシウムが2:2:1で、リンよりもカルシウムの方が多いほうがいいと言われています。

保存料、着色料、酸化防止剤なども忘れずにチェックを

そして、成分表の最後のほうに記載されている保存料や着色料、酸化防止剤などにも注目する事で、猫にとってより安全なフードを選ぶことが出来ます。キャットフードの中には健康を意識した無添加の商品もありますので、猫の体調やライフステージに合ったものを選びたいですね。

キャットフードを選ぶポイント

愛猫へ与えるキャットフードを選ぶ上での重要なポイントは「どのような原料から作られているか」ということです。

猫は完全肉食であるということを考え、穀物を主原料とする商品を避け、肉類が主原料(魚が主原料でも可)となっているかどうか成分をしっかりと確認した上で選ぶ必要があります。ただし、肉類の含量が多いにもかかわらず価格が抑えられている商品の中には、粗悪な肉類を使用している商品もあるため注意が必要です。

中にはグレインフリーと呼ばれる、米、麦、とうもろこし、大豆などの穀物を使用していないペットフードもあります。穀物にアレルギーを示してしまう猫もいるため、グレインフリーのキャットフードはそのようなリスクも回避することができます。